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『おいしい水は寿命を延ばす』は本当か?
2020-10-26おすすめ
人間は、水がなければ生きていけません。
それもそのはず、体の6割から7割ほどが水分なのですから。
どんな水を使うかによって、おいしいお酒やおいしい豆腐ができるように、おいしい水は健康な体の源だということになります。
では、1日どれくらいの水が必要なのでしょう。
それは、体から出る水分を計算すればわかります。尿として1.5リットル、汗として0.5リットル、そして呼吸によって0.5リットル失われます。つまり合計2.5リットルの水を補給しなければならないというわけです。
日本人の場合、飲み水として1リットル、食べ物から1リットル、食べ物の中の炭水化物などの胃腸の中で消化されたときにできる水が0.5リットルとなっています。
人間、食べ物がなくても数日から数週間はは生き延びられますが、たった3日、水をきらしただけでも脱水症状を起こして死んでしまいます。体の水分の20%が失われると、もう生きていけません。
ところで、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方、南米アンデス地方、中国のウイグル地方、山梨県上野原市の棡原地区など、世界には長寿で有名な地方がいくつもあります。
そこに住むお年寄りは、いつまでも若々しく元気だとか。長寿の秘訣はいろいろありますが、山々に囲まれてミネラル豊富な雪解け水を1年中飲めるのも、大きく影響していることでしょう。
おいしい空気と、おいしい水。
この2つが、何物にもまさる健康食品なのです。
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