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〇 〇 〇 熱中症って
2020-07-01健康情報
上山 KAMIYAMA
こんにちは、LUXAS+中目黒の上山です。
気づけば令和も2年になって半年。なんだか3月から5月の記憶が自宅でのものしかありません。が、それはさておき7月ですね。
梅雨入りしてしばしば。梅雨寒なんて言葉はどこへやら。じめじめ蒸し暑い日々が続きます。眠れず疲れを持ち越してしまうこともあるでしょうが、そんな時にマッサージはいかがでしょうか。もとい、今回は熱中症について。
そもそも熱中症とはどういうきっかけでどういった症状となるのかご存じでしょうか?
熱中症というのは、
①高温、多湿といった環境下において
②水分不足(水分補給の怠りまたは大量の発汗)や無汗などによる体温調節機能の変調により
③めまいや吐き気、頭痛やひどい倦怠感などが生じます
①については、日差しによる日射病や、高温による熱射病も含みますが、こちらの名前のほうが聞きなじみがある方もいるかもしれませんね。そして日本特有の高温・多湿の環境に加え、ここ数年は異常気象による今までよりも高い気温が昼夜で続き、熱中症患者は非常に増えています。
②そのような過酷な環境で、大量の発汗による水分不足、さらには塩分不足により、体内の体温調節機能が働かずに無汗状態で体の中で熱を放出できなくなったり、息苦しさを感じ過呼吸などを引き起こしたりめまいや吐き気をもよおすこともあります。
③不調を感じたら、日差しを避け、風通しのいいところなどの涼しい場所で休み、具合によっては横になってしまいましょう! その際、衣服を緩め、呼吸をしやすくしたり、濡れタオルなど体を冷やせるものを首やわきの下、足の付け根といった体を冷ますのに有効な箇所に当ててあげます。ちなみに最近だと塩分入りの飴やタブレットもありますので塩分不足対策には持っておいてもいいかと思います。
なお、水分補給だ!と冷たいものを大量にとると体内温度が急激に下がり体温調節機能にさらなる負荷をかけかねないので、少しずつ口に含んであげましょう。
上記でめまい吐き気、過呼吸などのひどい症状の時は無理や我慢は禁物です。意識が保てなかったりなどで救急搬送されることもあるためです。
さてここでタイトル “ 〇〇〇 ” の中には、暑くなっても手放せない、マスクが入ります。ここ数か月お世話になっているのです。
これは①のきつい環境下でせざるを得ない状況の方も多くいます。鼻口の呼吸を制限し、呼吸や汗を数割増しにさせることもありますが、外すわけにはいかない、しかしそうすると熱中症リスクが高まり・・・・・という痛し痒しな状況です。
先ほど述べましたが、無理や我慢は禁物です。息苦しさを感じたら立ち止まり、汗を拭き、水分補給し、風通しのいいところであれば深呼吸一つ、座れるところであればひと心地ついて、などなど急がば回れの気持ちで、ご自身の体のために、ワンクッションいれてあげて環境に体が慣れやすいようにしてあげてください。
数年前、自分の父が初夏の夜、帰宅して早々、真っ青な顔で過呼吸になり朦朧としてしまい救急搬送されたことがあります。結果は重度の熱中症でした。幸いすぐに対応したため大事には至りませんでしたが、症状の重さにとても驚きました。
異常気象も毎年言われて、異常とは?と思う昨今ですが、今年はマスクによってさらに熱中症に陥りやすい状況だと思われます。いつ収束してマスクせずともいい日はわからない今、事前の知識と対策で高温多湿な時季を乗り越えましょう。
食道楽としておまけですが、夏の食べ物は昔ながらの暑気払いで食べるものが多いです。スイカはもちろんですが、寝不足や激務での疲労回復に、スライスレモンのはちみつ漬けに一つまみ塩を入れて、そのまま食べるもよし、水や炭酸で割ってレモネードにしたり。こういう時季だからおいしく味わえるものを口にして、しんどい時を楽しめたら幸いです。
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