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夏は足がつりやすい・・・⁈
2020-06-22健康情報
こんにちは、LUXAS+中目黒の江袋です。
皆さんは、就寝中に足がつって目が覚めてしまったり、運動中に足がつった経験はありませんか?
突然の痛みと苦痛で呼吸もできないような状態が続きパニックになってしまいます。痛みに耐えて症状が治るのをじっと待つなんて避けたいですよね。
そもそも「足がつる」ってなにが原因でどう対処していいか?いったい体になにが起きている状態なのか気になります。足の裏や腿裏(ハムストリング)とか、その他全身各部の筋肉もつったりしますが、ふくらはぎがつる(こむら返り)が特に多い様で、マッサージ中につる方もいらっしゃいます。こむら返りとは、意思とは関係なく突然ふくらはぎの筋肉が強く収縮する(強直性痙攣)を起こし、ひきつる状態をいいます。痙攣により強い痛みが数秒から数分間持続します。ちなみに、こむら返りの「こむら」とは、ふくらはぎのことを指します。
疲れが溜まっていたり筋力の衰えだったり様々な原因があると思いますが、下半身を冷やし続けたりすることも大きな原因となります。熱い季節は熱中症も気をつけなければなりませんが、冷房などで下半身を冷やし続けたりするのも避けなければなりませんね。
ふくらはぎの痙攣(こむら返り)は、一度起きると繰り返し起きやすい状態になり、脹脛の腓腹筋(ふくらはぎのひふくきん)は特殊な収縮をする特性もあり、固まった状態で残っていることが多く施術中の触診でも容易に判断できます。腓腹筋は、ふくらはぎの上部左右に盛り上がっている部分で、特に内側に収縮した状態で残っていることがよくあります。
筋肉がつりやすい原因
・休息睡眠不足(疲労の蓄積)・運動不足による筋力の下・水分ミネラルの不足・ビタミンEやマグネシュウムの不足・激しい運動により過度にストレスを筋肉に与え場合・冷え・熱中症・下痢や嘔吐などによる脱水状態のよる電解質異常・糖尿病・肝硬変 ・腰部脊柱管狭窄症・甲状腺機能低下症・脳血管障害 ・その他、神経筋疾患や末梢神経障害等の疾患
また、高齢者や妊娠後期の方も含まれますので予防やケアは必要です。
対処法
突然、激しい痛みとともに(こむら返り)を起こしたときは、ふくらはぎのやや下の部分を軽く把握して少しだけ膝方向に持ち上げる様にして呼吸を整えます。痛みが緩和され強直性の痙攣が少し落ち着いた状態のときに、把握したまま少し持ち上げた方向からゆっくり戻しながらもう一方の手で足の指先をゆっくりアキレス腱を伸ばすように手前に引いて少しキープしてからそっと戻していきます。
直後に膝下脹脛の中央部分のツボ(承筋しょうきん)その指3本分ほど下の ツボ(承山しょうざん)を押しアキレス腱の付け根部分(かかとに近い部分)を摘むように押しながらふくらはぎを優しく揉みほぐします。直後にホットタオルなどで温めましょう。
★脹脛の筋肉は、第二の心臓ともいわれるほど、循環器系を助ける重要な筋肉なので筋力の低下を避け柔軟性を維持していきたいものです。
筋力アップ、ストレッチやマッサージのレッグケアを心がけましょう。
予防法
・水分補給
これからの季節は、とくに熱中症対策も重要です。汗をかくと水分ミネラル失われ(こむら返り)も起こしやすい状態になるためスポーツドリンクなどでこまめに水分、ミネラルの補給が必要です。
・栄養バランス
夏は食欲もなりがちですが、バランスのとれた食事を心がけたいものです。筋肉を動かすのに必要なのは、カルシュウム(乳製品、豆類、魚介類)また疲労回復には、ビタミンB1(豚肉、鰻など)クエン酸(梅干、レモン、酢など)
・冷やさない
筋肉が冷えることにより筋収縮が起こりやすくなり(こむら返り)や他の痙攣が起こりやすくなるため、冷房で冷えた体を入浴で温め血流を良くして筋肉柔らかい状態にリセットすることをお勧めします。
・筋力維持(アップ)とストレッチ
加齢や運動不足、冷えなどにより筋肉は硬くなり衰え関節の柔軟性も失われます。
日頃の適度な運動と筋肉を伸ばすストレッチ、柔軟性を維持することが、病気やケガの防止、そして「こむら返り」などの筋肉トラブルの予防にもなります。
運動する時間がないという方でも、立った状態でかかの上げ下ろしを繰り返すことで脹脛の筋力維持もできますし、歩くときに歩幅をやや大きくするだけで下半身の多くの筋肉のストレッチになります。太腿の裏(ハムストリング)やアキレス腱に移行する脹脛の筋肉は特に硬くなりやすいのでこの部位は毎日伸ばすことをお勧めします。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
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