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「春の訪れ 蕗の薹」
2024-02-26スタッフブログ
山田 YAMADA
今年は例年に比べて暖冬の影響か、1月20日頃になると早くもふきのとうが芽を出していました。
通常なら2月に入ってからのことなので、驚くべき早さですね。
私は東京の自由が丘近くで毎年探してみると、案外たくさんのふきのとうが見つかります。
なぜなら、蕗は根元から芽を出すため、群生地を普段から探しておくと良いと思います。
ただし、ふきのとうには発がん性のあるフキノシンが含まれているため、調理の際には水にさらしたり、茹でたりしてアクを抜く必要があります。ただし、天ぷらの場合はアク抜きは不要です。専門家によれば、大量に摂取しなければ問題はないとされています。
興味深いのは、ふきのとうの苦み成分が癌の転移と増殖を強く抑制する効果があると、岐阜大学の研究結果が発見したことです。この成分は代謝を活発にし、抗酸化作用があるため、老化防止に寄与します。さらに、体内の塩分や老廃物の排出を促進し、高血圧や生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
昔から、冬の間は汗をかきにくく、体内に毒が溜まりやすいとされています。そのため、春の野草の苦み成分が毒の排出に効果的だと言われています。
皆さんも散策がてら、ふきのとうを探してみてはいかがでしょうか?新しい発見が待っているかもしれませんね。
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