2月といえばバレンタインやら節分やら。前者はとんと縁がないので脇に追いやり、節分ですが最近ではすっかり恵方巻きが代名詞のように。

しかし節分と言えば、柊の枝に焼いた鰯の頭を刺したものを魔除けとして飾る、ですね。
すいませんやった記憶はありません。けどあるらしいです。

さておき、鬼祓いとして豆をまく行事ですが、大豆については以前書いた気がしますので割愛。類似として今回はナッツについておはなしを。

ナッツといってもアーモンド、ピーナッツ、マカデミア、カシュー、ピスタチオなどなど色々ありますが、皆様ナッツ食べますか？
割とおつまみで食べてる方や加工したペーストでパンに塗ったりならという方もいらっしゃいますが、普段不足しがちな栄養素や体内の環境整える一役を買ったりします。

元が木の実や種、もしくはその中の仁と呼ばれるものをまとめてナッツとして食べますが、それぞれで食物繊維やポリフェノール豊富だったり、悪玉コレステロール減らしたりと多岐に渡って活躍します。

エネルギーも多いのでカロリー過多として大量に食べると良くなかったりしますが、アーモンドなどは一日に20粒程度とるだけで適量とされます。
例に出したアーモンドでも、タンパク質と食物繊維やビタミンE豊富で、生活習慣病などの予防改善に向いてるとされています。

また悪玉コレステロール減らすナッツで言うと、多価不飽和脂肪酸と呼ばれる成分が豊富なのですが、これは身体の中で作られるものではなく食事からでしか得られない必須脂肪酸です。
コレステロール抑えるだけではなく、高血圧抑えるにも効果がある素敵な食材です。

カロリー高めと言いましたが、ナッツの中には脂質が低くカロリー低めというカシューナッツもあります。このカシューナッツはマグネシウムや亜鉛、リンに鉄分などサプリでお馴染みのミネラル成分を多く含有してます。
またナッツは歯応えもあるのでよく噛むことから唾液分泌、満腹中枢刺激とダイエットの面から見ても優秀さんです。

どれ食べたら良いかなと、ナッツごとの効能でご自身に合うのを見つけるのも楽しいですが、ざっくり食べるならお酒のコーナー脇にあるおつまみナッツの棚に無塩のミックスナッツのとかあるのでこちらもおすすめです。

風邪の引きやすい時期ですが、身体に良くちょっとしたエネルギー補給にも向いてる高性能な食材のナッツ。
節分でまく炒り大豆でも良いですし、商店街によってはお煎餅屋さんみたいに豆屋さんがあったりしますし、身近で手に入れやすいところで、ナッツ類を口にする習慣がつけられると、身体の中から元気になる助けになると思います。

年度末や新生活向かってご多忙さに拍車がかかる方もいらっしゃると思いますが、乗り切れるようどうぞご自愛ください。