News最新情報
「ふくらはぎは第2の心臓」ってどういうこと?
2024-12-26健康情報
〇 いつもラクサスプレミアム溝の口店をご利用いただき、誠にありがとうございます。整体スタッフの「ゾノぴっぴ」こと、中園です。
なお、大澤さん以外からこう呼ばれたことはないことをお断りしておきます。
〇 さて、いきなりですが、「血管の中の血液は、どういう原理で全身に回っているのか」と聞かれたらどう答えるでしょうか。
「そりゃ、心臓が血液を押し出しているからだろう。」と言いたいところですが、それが言えるのは動脈の血液です。動脈で全身隅々の毛細血管まで運ばれた血液が心臓に戻る血管、つまり、静脈には心臓からの圧力は届きません。おまけに、地球上には重力がありますから、足先に行った血液は、重力に逆らって心臓まで戻らなければなりません。どうやって戻るのでしょうか。
〇 その答えは、「筋肉が収縮することで血管を圧縮し、その圧力によって心臓の方向に血液を押し出している」です。これを「筋ポンプ作用」と言います。そのイメージの画像を載せました。
血管は、筋肉の中、骨と筋肉の間、あるいは筋肉同士の間を通っています。筋肉は縮むことで骨を引き付け、その結果、関節が曲がります。筋肉が縮むと、「力コブを作る時」のように筋肉は膨らみます。筋肉が膨らむことで血管を圧迫するので、中に入っている血液が押し出され、動くことになります。
ただ、そのままでは、血液はどちらの方向にも進むことができてしまいますので、静脈の中には、反対側に進むのを防ぐために「逆流防止弁」が付いています。
筋肉が膨らんで血管が圧迫されたとき、「心臓方向」に押し出された血液は弁を通り抜けて進み、「反対方向」に向かった血液は、逆流防止弁で戻されて、やはり心臓方向に向かいます。これを繰り返すことによって、静脈内を重力に逆らって心臓まで血液が動いていくという原理です。
なお、リンパ液も同じ原理で、全身を巡っています。
〇 ふくらはぎにも多くの筋肉がありますが、その中でも、「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋」(変な名前ですが正式名称です。)が大きなものです。膝の後ろ側から始まって、アキレス腱に変わってから踵にくっついていて、これらの筋肉が縮むと、かかとを引き上げる=足首を伸ばす力が働きます。つまり、「足首を伸ばす」(=つま先立ちになる)という動作がふくらはぎの筋肉を縮める(=膨らませる)ことになり、それによって、そこより下の血液を上方の心臓方向に運んでいる、ということになります。
〇 この、筋肉の収縮と逆流防止弁の原理は全身に共通するものですが、ふくらはぎは身体の最も下の方にある大きな筋肉ですので、重力に逆らって脚の血液を心臓に戻すために非常に大きな働きをしています。「ふくらはぎは第2の心臓」と言われるのはこのためです。
ふくらはぎを動かすことがヒトの血液循環にとってどれだけ重要なことなのか、いくらかでもご理解いただければ幸いです。
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません