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施術の時にくすぐったいのは?
2024-05-29健康情報
中園
ラクサスプレミアム溝の口店の整体スタッフの中園です。いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、施術の際に、すごく、くすぐったがるお客様が時々いらっしゃいます。今回は、この「くすぐったい」という感覚について、少しご紹介したいと思います。
足裏や脇の下などの感覚神経が集中している箇所は、確かに、触られると誰でもくすぐったいと思いますが、例えば、うちの奥さんは、腿の前側を押そうとするとすごくくすぐったがります。お客様によっては、同じく腿の外側や肩甲骨の外側の縁(脇の下ではなく、もう少し下辺り)、肋骨の横側、脇腹などをくすぐったがって、施術しにくい、場合によってはそこを施術できないケースがあります。
この「くすぐったい」という感覚についてはまだ科学的に解明されていないことが多いようですが、普通触られてもくすぐったいと感じることのない部位を触られて「くすぐったい」と感じる場合については、「その部分の筋肉が凝りすぎて、緊張が強くなり、神経が過敏になったために、本来は痛みを感じるはずの感覚器官が、比較的弱い刺激に対して、『くすぐったい!』と感じてしまう」のだと言われています。スタッフから、こういう説明を受けたお客様もおられるのではないでしょうか。
言ってみれば、施術されて「くすぐったい」のは、筋肉が凝りすぎて神経がバグっている。ということでしょうか。確かに、くすぐったさを訴えるお客様は、お身体の緊張が強いと感じることが多いように思います。
具体的な例として、ある整体院のブログでは、腰痛があって腰から腿にかけて「くすぐったい」と感じる方は、大腰筋という筋肉(腰椎から始まって、お腹の中を通って鼠径部を超えて大腿骨の根元の内側辺りについている大きな筋肉)がとても凝っている可能性がある、と紹介していました。この場合は、当然、大腰筋をほぐしてやるのが腰痛の改善につながりますね(うちの奥さんはたぶん、これです。)。
このくすぐったさは、何度か施術しているうちにいつの間にか感じなくなったり、ある日はくすぐったいけど今日は大丈夫といった、日ごとに違う反応がある場合もあります。やはり、お身体の調子によるのだと感じます。
お客様がくすぐったさを訴える場合、我々施術者は、当てる面積を広くする(例えば、親指から掌にするとか)、触り方をよりゆっくり・やさしく触れていく、周りの筋肉からほぐしていく、その場所に触るのをやめてその部分を動かすことでほぐしていく、といった方法を採りますが、なかなかうまくいかないこともあります。
ご自身が施術の時にくすぐったさを感じるというお客様に、いくらかでも参考になれば幸いです。
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