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鉄? ビタミン? 栄養性貧血について
2022-06-23健康情報
中山
こんにちは、ラクサスエルの中山です。
今回は栄養性貧血についてお話ししたいと思います。
まず栄養性貧血は二つに分けることが出来ます。
・ビタミン性貧血
・鉄欠乏性貧血
この二つに分けられます。
それではざっくり説明をしていきます。
・ビタミン性貧血
ビタミンB12や葉酸を上手く吸収できなくなることで起こります。
まず、ビタミンB12を体内に吸収するためには内因子という物質が必要で、それは胃で生成されてビタミンB12と結合した後に、小腸で吸収されていく仕組みになっています。
つまり、胃切除の手術をされた方や小腸での吸収がうまく行われない方、高齢者の方などに多いとされております。
また、ビタミンB12は動物性の肉に多く含まれている為、完全なベジタリアンの方にも起こりいやすいとされています。
・鉄欠乏性貧血
体内の鉄分が足りなくなる事で起こります。
体内の鉄分が足りなくなると、血液中の色素タンパクであるヘモグロビンが生成出来ず、赤血球数が少なかったり成形不全を起こすことがあります。
ヘモグロビンには酸素と結合して体内に運ぶ役割があるので、貧血になると上手く酸素を供給することができなくなってしまいます。
そのため疲れやすくなったり、少し運動しただけで息切れを起こしたりします。
生活している中で特に起こりやすい方は鉄欠乏性貧血のほうです。
特に女性は月経などがあり、男性よりも貧血を起こしやすいです。
また、妊婦の方は赤ちゃんは多くの鉄分を必要としている為、赤ちゃんの方に多くの鉄分を使うため貧血になるケースもあるそうです。(妊娠貧血)
なので、貧血を起こしにくい身体作りのためにも鉄分を摂取することを意識しましょう。
おススメはレバーや赤身のお肉をお食べたりすることです。
また、野菜でも摂取することができ、小松菜やほうれん草、水菜などに含まれています。
しかし、肉と野菜では成分が違う為、野菜の方が吸収率が低いと言われております。
そのため、野菜から摂取する場合は食べ合わせが肝心だそうです。
野菜で摂る場合の注意点として、お茶やコーヒーと一緒に摂取すると吸収がしづらくなると言われております。
野菜から効率的に摂るのであればビタミンCと一緒に取ると吸収が促進される為おすすめです。
ジャガイモやパプリカ、キウイフルーツやアセロラジュース、オレンジジュースなどはビタミンCが多く含まれているため、一緒にお料理に使ったり、食事の際に一緒に取ると効率的に摂取できます。
・よくめまいやたちくらみが起こる
・疲れやすい
・爪が白くなっている、反ってきている
等を感じたら、もしかすると貧血かもしれません。
ただし、自己判断を過信しすぎてしまうと別の病気の可能性もあるため、できるだけ病院で正確な診断をしていただきましょう。
是非バランスの良い健康的な食生活に役立てて下さい♪
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