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どうして足がつるの?その対策は?
2021-12-09PR
これからさらに寒くなってくると施術中の会話でも「最近、足がつるんです」という会話が増えてきます。
こむら返りなど、足がつるとこの世の終わりの様な痛さですよね。ほんの数分が永遠に感じられます。
実はこの「足がつる」という現象は夜中から明け方に多く、また寒くなるこれからの季節によくみられるんです。
今日は足がつる、その原因と対策についてお話しします。
足がつる原因
足がつる、とは自分の意志と関係なく起こる、土踏まずやふくらはぎの痙攣(けいれん)、そして強い痛みを感じる状態をいいます。
よく水分が足りてないと足がつるといいますが、水分だけでなくミネラルも不足した「脱水」状態だとつりやすいです。
夜中から明け方につりやすい人が多いのは、睡眠中に汗をかき脱水の状態になり、それに加えて体温が低下した状態になりやすいからです。
脱水(水分・ミネラルの不足)+体温低下に加えて、糖尿病・肝臓病などの慢性疾患、利尿剤などの影響も受けます。
神経と筋肉の伝達不足
身体を動かす時は神経と筋肉が相互に伝達し合います。
脱水状態では電解質(イオン)のバランスが乱れます。電解質(イオン)は細胞の浸透圧や神経・筋肉の状態を適正に保つ働きもありますが、このバランスが乱れることにより、神経から筋肉への伝達が命令の出し過ぎで過剰になり、筋肉から神経へのセンサー感度が下がり命令を受けすぎてしまいます。脳から神経を介して過剰に筋肉を収縮させることで足が攣りやすくなります。
電解質(イオン)を補う
足がつらないようにするには、栄養面に配慮する必要があります。
食べ物だと魚介類・野菜(特に葉物)・ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれているのでおススメです。
上記のモノ以外だとバナナが手っ取り早いです。運動のし過ぎで電解質(イオン)バランスが乱れることもあるので、オーバーワーク気味の時はバナナヨーグルトにしたり、それさえ難しい時はポカリスウェット(できれば当分の少ないイオンウォーター)などもおススメです。
電解質(イオン)はサプリから摂取することもできますが、過剰摂取で血管に負担を掛けたりする場合もあるので基本的には食事で補給することをおすすめします。
足の後ろ側のストレッチで予防
上記の食事で電解質のバランスに気をつけた上で(もちろん水分補給も)、未然に足が攣るのを防ぐにはストレッチがおすすめです。
ハムストリング(ももの後ろ)からふくらはぎまでしっかりストレッチをするためには「膝を伸ばした状態」でストレッチをしましょう。
立った状態では前ももに手を当てて軽く膝をロックします。仰向けで寝た状態ではバスタオルなどを足の裏にひっかけて両手で優しくたぐりよせます。どちらも無理のない範囲で深呼吸をしながらじんわり深めることが大切です。お風呂上りなど筋肉の柔らかい時に水分をしっかりとってから行いましょう。余裕がある時は立った状態ではつま先を浮かせて、仰向けではタオルをつま先側に引っ掛けて行うとより深まります(つま先をすね側に引き上げるとより伸びる)
足裏の筋肉は背中の筋肉とのつながりもあるので、上記のストレッチを適切に行うと背中の筋膜も緩むし、逆に背中の緊張がある時も、足がつりやすいので双方のケアが大切です。
足指の強化
バレエダンサーなどは、ふくらはぎに大きな負担がかかる為に、毎日足指をしっかりケアしています。足指で「グー・チョキ・パー」をしたり指の間を大きく広げられますか?ふくらはぎまで見える状態で足指を動かすと、筋肉の動きがふくらはぎまで感じられます。足指を強化することで足裏の筋肉やふくらはぎをサポートできるのでとても大切な部位です。
タオルギャザーといって床に置いたタオルの上に足裏をのせ、タオルをたぐりよせる運動をすると足指強化につながるので、余裕のある方はお試しください。
秋から冬にかけては足を攣る方が多いので、痛い思いをする前にラクサスエルでメンテナンスを定期的にすることもおススメします。
通常の施術に合わせてストレッチも希望の方は、75分以上のコースだと余裕をもってストレッチにも時間がかけられます。当日施術者にご要望をお伝えください。
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