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腸活やダイエットの味方 『レジスタントスターチ』
2021-09-09おすすめ
少し肌寒くなった近頃、フジファブリックの『若者のすべて』を聞いて夏の終わりを感じてます。御年36歳、体内年齢は20代の若者の『八崎』です。
夏は冷たいものや刺激物を食べたり、冷房を浴びたり、シャワーで済ませたり。。胃腸に負担がかかりやすい季節ですね。
https://www.toho-massage.com/salon/mizonokuchil/news_detail.php?id=1227(昨年の胃腸ケアの記事)
これからどんどん涼しくなっていく今こそ腸活をして健やかな毎日を送りたいですね。
今日は腸活について、そしてダイエット効果もあるハイパー食物繊維『レジスタントスターチ』についてお話しします。
腸は身体の司令塔
お腹は腹脳(ふくのう)といったり、腸のことを第二の脳といったりします。消化器の一部でもある腸ですが、身体全体の調子を整える司令塔としての働きがあります。
人は食事によって栄養素を摂取し、老廃物を排泄します。口から食べたものは、主に胃で消化され、小腸で細かく分解されて、体内に吸収されます。吸収されなかったものが大腸で便になります。
この際に老廃物がしっかりと排泄されないと身体が正常に機能しなくなります。
腸活で期待できること
一般的に腸活というと便秘の解消が思いつくでしょうか。老廃物が溜まっていくと、大腸ガンなどの病気にもつながっていくので対策が必要ですね。
それに加えて、肌荒れ対策・ダイエットや生活習慣病予防など、カラダ全体の調子に影響を及ぼします。
善玉菌と食物繊維
腸内をキレイにするのにかかせないのが善玉菌です。この善玉菌を増やすためには食物繊維の働きが大切になります。
近年、この食物繊維に加えて、ハイパー食物繊維とも呼ばれる『レジスタントスターチ』という成分が注目されています。
ハイパー食物繊維『レジスタントスターチ』
『レジスタントスターチ』は直訳すると、抵抗するデンプンとなります。デンプンは小腸で全て分解・吸収されると考えられていましたが、「分解・吸収されにくい性質のデンプン」も存在するという研究結果がでています。
食物繊維も同等の性質をもっています。大きく分けて「不溶性食物繊維」※1と「水溶性食物繊維」※2の2種類がありますが、『レジスタントスターチ』はこのどちらも持っています。
※1「不溶性食物繊維」→善玉菌が生き続けるために必要な家(大豆・ふすま小麦・キノコなど)
※2「水溶性食物繊維」→善玉菌を増やすのに必要なエサ(こんぶ・わかめなどの海藻類)
『レジスタントスターチ』はこの2つの食物繊維の働きをすることで、大腸内の善玉菌を直腸という肛門の直前まで運び、直腸で起こりやすい大腸ガンなどのリスクを下げる働きがあるといわれています。
ハイパー食物繊維『レジスタントスターチ』の含まれる食品
ここまで話を聞くと『レジスタントスターチ』を摂取してみたくなりますよね。
先ほどお伝えしたようにスターチ=デンプンという言葉の通りデンプンのある食べ物に多く含まれています。
一番身近なものだとお米です。ただし温かいご飯ではなくて生の米か温かい状態から一度冷めたごはんです。コンビニで買うようなおにぎりなんかが手軽に摂取できますね。お米以外にも、これから美味しくなる焼き芋もおススメです。温かいうちに食べるのも美味しいですが、冷たい状態だと『レジスタントスターチ』を摂取しやすいです。冷凍庫で保存しておいて、半解凍で食べるとクリームみたいにトロトロして美味しいですよ。
食物繊維の摂取目標は1日約20gですが、通常の食事だけで摂取するのは難しいです。ごはんも冷たくなくても常温程度で大丈夫なので、お弁当やおにぎりで手軽に腸活していきましょう♪
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