『スワイショウ』とは
漢字にすると甩手（せいしゅ）と書きます。中国で、太極拳の準備運動として行われていました。
日本ではあまり普及していなく、初めて聞く人も多いと思います。

最近は少しずつ知名度も上がってきて、ゲームが好きな方なら任天堂（Nintendo）のリングフィットというフィットネスゲームでも紹介されていました。

私は20年前の中学生のころに、格闘家のヒクソン・グレイシーさんが身体を整えるためにやっていたのをきっかけに知りました。

このスワイショウ、今流行りのプランクやスクワットなどと比べて、比較的簡単にできる運動で、夢中になっているかたも多いそうです。脱力をする事が肝になるので、運動が苦手なそこのあなたにもピッタリです！

『スワイショウ』の効果

・血行の促進
スワイショウをすると、全身の血行が良くなります。慣れてくると身体の中心から手先などの末端まで血がめぐる感覚も感じられます。冷え性の対策にも。

・姿勢改善、自律神経の調整
背骨の運動にもなり、起立筋という姿勢をコントロールする筋肉も働きかけます。首肩こりなどデスクワークで疲れを感じる方にもおススメです。背骨を通る神経にも働きかけ内臓の調整、免疫力の向上をもたらします。

・腰痛に
股関節を回す動作で、腰回りや骨盤内の血流を改善し、繰り返し運動で足から腰部の筋肉を鍛え腰痛を予防、改善します。

・消化不良、便秘解消に
お腹をひねる運動で内臓が刺激されるので消化力を高め、便秘解消などの効果が期待できます。

・ダイエットに
血行改善効果の高い全身運動になるため基礎代謝が向上しカロリー消費量が高まります。実際5分くらい続けていると汗ばんできます。また胃腸の働きが活発になり内臓脂肪の燃焼を促進します。

・仕事の合間のリフレッシュに
背骨の運動と呼吸によって、セロトニン神経が活性化されます。脳にも酸素がめぐり、気分が落ち着き意識がはっきりします。また姿勢が良くなり元気が出ます。

仕事や家事で忙しく、ストレスがたまり頭の使い過ぎなどでお悩みの方、頭痛や目の疲れなどで気が上に上がってしまいがちです。
スワイショウを行うことで、気を静めて、使いすぎた脳を休ませる事で、気が下がり、肩や腰もほぐれて、内蔵機能も元気になります。

運動方法
　～腰周りのスワイショウ編～

写真はモノクロでアンニュイな感じをイメージしたスタッフ八崎です

でんでん太鼓のように骨盤を左右に捻ります。腰を捻じるというより、大きな骨盤をイメージして左右に動かします。
腕の力を抜いて、捻じりが大きくなるたびに腕が身体に巻き付くイメージです。慣れてきて余裕があれば膝を少し曲げながらやってみましょう。（膝をゆるめると肩周りの緊張もほぐれます）

初めてやる時は1分程度やって、身体に違和感がないか感じてみましょう。慣れてくれば3分・5分と時間を増やしてみましょう。身体の力を抜いてリラックスします。　呼吸も止めず、自然な呼吸を繰り返します。

スワイショウにもいろんな種類があり、腕を前後にぶらぶらさせるものもあります。今回は1種類だけ紹介しましたが、もっと気になる方はYOUTUBEにもいろいろな動画が上がっているので安全に配慮してお楽しみください。※普段めまいや立ちくらみがする方は長い時間の運動は控えましょう。またお身体に違和感を感じるようでしたらすぐに中止してください。

まだしばらくお家での時間も続くと思いますが、気分転換に簡単な運動を取り入れながら毎日を健康に過ごして行ってください♪

定期的なメンテナンスでご自身の身体の状態を把握するのも大切です！
辛くなりすぎる前にラクサスエルのご利用もお待ちしております＾ー＾

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