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ビタミンA
2020-10-24健康情報
光原
こんにちは! スタッフの光原です。
食品には炭水化物、脂質、タンパク質のほかに、ビタミンやミネラルなど微量栄養素も含まれています。
今回はビタミンAについて、どのような働きをしているのかを解説します。
ビタミンAの働き
ビタミンAは、油に溶けやすい性質を持つ脂溶性ビタミンの1つです。
多く含まれる食品は、豚レバー、鶏レバー、ウナギ、バター、鶏卵などの動物性食品です。
体のなかに入ったビタミンAは脂肪とともに小腸から吸収されると、ほとんどは肝臓に蓄えられ、そのほかは血液によって心臓や肺、腎臓など、各組織に運ばれていきます。主な働きは、皮膚や粘膜を健全な状態に保ちます。ビタミンAを多く含む食品は野菜です。特に100g当たり600μg以上のβカロテンを含む野菜を緑黄色野菜と呼びます。ホウレン草、ニンジンなど、色の濃い野菜です。トマトやピーマンも緑黄色野菜として知られていますが、βカロテン量は600μg以下です。摂取量や食べる頻度を考慮して緑黄色野菜として扱われています。ビタミンAをはじめとする栄養素を不足することなく摂取するためには、バランスの整った食事が基本です。
動物性食品に含まれているビタミンA量は豊富で、レバニラ炒めなら1食で1日分のビタミンA推奨量をまかなうことができます。また、野菜や牛乳などの数値を見ても、さまざまな食品を食べることで、自然にビタミンAを摂取できることができるのではないでしょうか。
忙しくて外食やお弁当などの利用が多くなると、バランスの整ったメニューを選ぶことが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。メニュー選びのコツを意識し、手作りの食事ではなくてもバランスを整えることを心掛けましょう。
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