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ダイエットに役立つ脂肪?
2024-04-03スタッフブログ
中園
いつも、ラクサスプレミアム溝の口店をご利用いただき、誠にありがとうございます。整体スタッフの中園です。
さて、通常、「脂肪」というと白っぽい、あるいは黄色っぽい、ぶよぶよしたイメージの、まさしく「ダイエットの敵役」のそれを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ところが、脂肪を燃焼させる働きのある脂肪、正確には「脂肪細胞」が身体の中には存在している、というのが今回のお話です。
通常の脂肪細胞は、「白色脂肪細胞」と呼ばれます。白色脂肪細胞は、身体内で利用されなかったエネルギーを中性脂肪として貯蔵する機能を持つものですが、それに対して、脂肪を燃焼させる働きを持つ脂肪細胞を「褐色脂肪細胞」と言います。
褐色脂肪細胞は、その名のとおり黒茶色の脂肪細胞です。褐色脂肪細胞が熱を作るメカニズムはまだ不明の点が多いようですが、もともと、冬の寒さなどによって体温が下がったときに、交感神経の活動が高まるにつれて活性化して、身体に蓄積されている脂肪を分解して熱を産生するために備わっている機能であると言われています。そして、赤ちゃんには多く存在しますが、成長するに伴って減っていきます。それでも、痩せやすい人はこの褐色脂肪細胞が活発であるようです。
そして、ヒトの褐色脂肪細胞は、肩甲骨周りに主に密集し、骨格筋を動かすことで活性化することができるとされていますので、肩甲骨周りのストレッチなどで、褐色脂肪細胞を活性化する効果、つまり、脂肪を燃焼させるダイエット効果が期待できるのです。
ですので、前回、前々回の投稿でご紹介した肩甲骨はがしは、ダイエット効果も期待できるということになります。セルフケアにも、肩甲骨周りのストレッチをぜひ取り入れてみてください。
さらに、白色脂肪細胞が継続的な刺激によって褐色脂肪細胞に変わっていくことなども研究されているようですので、今後の研究にも大いに期待したいですね。
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