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末端冷え性について
2023-03-31スタッフブログ
中園
ラクサスプレミアム溝の口スタッフの中園です。いつも、当店をご利用いただき、ありがとうございます。
先日、お客様から、「末端冷え性」についてご質問があり、改めて調べて整理してみましたので、シェアさせていただきます。
〇 末端冷え性とは
「末端冷え性」とは、体温はそれほど低くないのに、手足などの身体の末端まで血液が行き届かず血行が悪くなり、手や足の指先、足底が冷えている状態のことを言います。
冷え性の一種で、若い女性、特に痩せている方に多く見られ、運動などで体を温めたり、手袋や靴下で傍観しても温まりにくく、ひどい人になると、足が冷たくて眠りにつけなかったり、夜中に手足の冷えを感じて何度も起きてしまったり、睡眠のリズムが乱れて体調を壊してしまう人も少なくないようです。
〇 末端冷え性の原因
末端冷え性には様々な原因があると考えられていますが、大きくは3つに分けることができそうです。
1)自律神経の乱れ
自律神経の働きとして、寒い環境では、交感神経が優位となって身体の中心に熱を集めて身体の重要な機能を維持しようとしますが、その反面、皮膚表面や身体の末端の血流を滞らせます。緊張すると手が冷たくなるのはこのためです。ストレスなどによってこの自律神経の働きが乱れ、常にこのような状況が生じることが考えられます。
2)筋肉量が少ないため、熱の発生量が少ない
筋肉は、活動するためにエネルギーを消費して熱を発生させます。筋肉の量が少なければ当然、発生する熱の量も少なくなります。ダイエットのためには代謝をよくすること、そのために筋肉をつけることが重要と言わるゆえんです。つまり、痩せていて筋肉の量が少ない方は、当然、発生する熱の量も少なくなります。
3)血行が悪い
低血圧による血行不良、体内の水分不足や食生活の乱れ、悪玉コレステロールの取りすぎなどは、体内の血液循環を悪くします。また、筋肉は血液を全身に送るポンプのような働きをするため、2)で述べた筋肉量が少ない場合も、筋肉の動きが少ないために全身に血液を全身に送ることができず、血行不良を招きます。
〇 末端冷え性への対策、改善策
上記のような原因からすると、対策は、簡単に言えば次のような方向が考えられます。
1)自律神経を整える。
交感神経が優位となることで寒い環境でもないときに手先足先への血流を押さえてしまうという自律神経の乱れがあるとすれば、それを整えることで末端冷え性が改善することが期待できます。自律神経を整える方法はいろんなところで紹介されていますので、ここでは割愛させていただきます。
2)身体に筋肉をつけて、熱を作りやすい身体にする。
筋肉をつけることで、そこから発生する身体全体の熱量を増やせば、血液によって末端に運ばれる熱量も増えることになります。
3)血流を促進して血行を良くする。
① 運動をして筋肉を動かす。
運動することで筋肉を活動させ、それによって発生する熱量を増やすとともに、筋肉のポンプ作用によって血流を促進することができます。
② 頸、足首、手首を温める。
「クビ」が付いたところは末端の手前にあり、外気に接していることが多い部分です。筋肉の厚みが少なくなっているため、血管を通る血液が冷やされやすくなります。ですから、ここを外気に触れないようにして温かくすることで、末端に行く熱量が多くなることが期待できます。
〇 より根本的、積極的な対策をしようと考える場合には、漢方薬を飲んだり、病院の「冷え性外来」を受診するということが考えられます。
漢方薬局や病院の冷え性外来では、体質に合った薬や漢方薬を処方してくれますし、日常生活のアドバイスなども受けられます。さらに、冷えには意外な病気が隠されている可能性もあります。貧血、盗聴などのサインであったり、不妊や深刻な病気の原因になったりもします。
症状が深刻な場合や原因が上記にうまく当てはまらないような場合には、一度考えてみてはどうでしょうか。
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