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アルギニン
2022-09-21スタッフブログ
光原
こんにちは! 溝口店スタッフの光原です。今回はアルギニンについて、どのような働きをしているのかを解説します。
すっかり定着したエナジードリンク。コンビニエンスストアなどの店頭にも、さまざまなブランドのものが並んでいます。エナジードリンクのパッケージ裏の成分表示を見ると、多くの場合、アルギニンの名前があります。アルギニンはアミノ酸の一つです。体内でも合成されるため、非必須アミノ酸に分類されます。しかし、乳幼児や成長期の子供、大きなケガや手術後など体力消耗が激しいときは十分に合成できないことがあります。また、年齢を重ねると共に体内での合成量が減るため、大人でも十分摂ることがすすめられています。
成長ホルモンの合成を促進=脂肪の代謝を促して筋肉組織を強化したり、身長の伸びにつながります。
大人ではアルギニンは十分量作られ、成長ホルモンは成長期の10代で最も多く分泌され、加齢とともに減少し40代では約半分まで低下すると言われています。
免疫力向上=体内で一酸化窒素の産生を高めて、細菌やウィルスに対する抵抗力を高める働きや体内で発生するがん細胞を攻撃する働きがあります。また、傷の修復を早めたり、肌の健康維持を助けたり、血流を改善することで精子の量や運動性を上げる効果も期待されています。
疲労回復=他のアミノ酸とともにTCA回路(エネルギー代謝システム)でエネルギーを効率よく生み出し疲労回復を早めます。
また、他のアミノ酸とともに肝臓内の尿素回路の働きを高めて、脳疲労の回復も早めます。
角質層の天然保湿因子の約40%がアミノ酸で、その一つとして保湿効果も期待されます。
厚生労働省で摂取量は正確に決められていませんが、アルギニンが効果的に働くには1日に2000~4000mg以上の摂取が必要だと言われています。また炎症や褥瘡などの創傷がある場合は、約5000~7000mgが目安とされています。
アルギニンは鶏肉、大豆、エビ、マグロに多く含まれています。しかし、アルギニンだけを重点的に摂取しようとすると、エネルギー量が増えてしまいます。栄養が偏ると運動パフォーマンスなどは著しく低下します。サプリメントや栄養ドリンクなどを上手に使うようにしましょう。
就寝前の空腹時に摂るのが効果的です。成長ホルモンが最も分泌されるのが就寝中であり、このタイミングに合わせると分泌量を増やせるためです。運動能力アップのためには、筋力トレーニング前後に摂ることで筋肉アップを助けると言われています。
ご予約はネットからが便利です。
https://mitsuraku.jp/pm/online/index/o1q0q5
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https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000200065/
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