斉藤です。

むか～し　むかし　あるところに恐竜が住んでいました。

前回の、ティラノサウルスに引き続き、
今回、「３本の角のある顔」が名前の由来の
トリケラトプスについて紹介したいと思います。



約１億４５００万年前から６６００万年前の、白亜紀と呼ばれる時代の後期に
北アメリカに暮らしていた、体長約９ｍの植物食恐竜です。

頭骨には大きな骨質のフリル（襟飾り）と３本の角があり、
大きな４本足の体は現代のサイに似ています。

顎の力は強く、歯の形状も、かたい繊維を切り刻むのに適していて、
かなり、かたい植物なども餌として食していたようです。

トリケラトプスと言えば、格闘漫画「刃牙」の主人公「範馬刃牙」の必殺技に
トリケラトプス拳が出てきます。
キックボクサーの那須川天心選手も、よくやるポーズで
この惑星史上最強の突進力とされています。

ここで、トリケラトプスによく似た、トロサウルスの存在が注目されています。
パッと見て大きな違いと言えば、トロサウルスのフリルはトリケラトプスに比べて大きく、
穴が左右１つずつ空いていることです。
トロサウルスの化石がトリケラトプスと同じ場所から見つかっていることや、
トロサウルスの子どもの化石がまだ発見されていないため、
トリケラトプスはトロサウルスの子どもで、成長していくと、
フリルに穴が空くという説もあります。
もしかしたら、近い将来、トリケラトプスの名前が消滅するかもしれません。
そんなことになったら、トロサウルスのフリルのように、
心にポカーンと穴が空いてしまいます。（＞＿＜；）


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