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年末年始の疲労対策
2024-12-13健康情報
篠宮 SHINOMIYA
今年も残り僅かとなりましたが、年末年始のお休みはゆっくりと過ごされる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
普段は仕事や趣味などで活動的に動かれていた方も、年末年始ぐらいはゆっくりしたいと思われているかもしれません。
そんな中、毎年、年明けは頭痛、寝違い、腰痛、体重の増加など、身体の不調等が多く出てくるところです。
原因としては、
① 帰省や旅行、来客、大掃除等などが続き、普段と異なる生活リズムになること
② いつもより活動量が落ちる中、食べ過ぎなどで食生活が乱れること
以上のようなことが要因かと思います。
重労働でなくても、普段と違う労働や運動、生活リズムが痛みのきっかけとなる場合もあります。
生活リズムが普段と異なっている場合、身体には様々な疲労が起きています。
身体の疲労としては普段使わない筋肉や慣れない動き・姿勢の継続が重なり負担となることがあります。
他の疲労としては自律神経と内臓の疲労を訴える方が多いです。
自律神経にはパワーやバランスが存在しており、普段の生活でも1日を通してバランスを取ってくれています。
普段と違う生活、おもてなしによる気疲れ、人の多さなど様々ストレスが重なると、普段よりバランスを取る必要があり、疲労しやすくなります。内臓の疲労は食べすぎ飲みすぎなどにより、臓器に様々な負担がかかり疲労になります。
内臓の疲労のサインとして背中や腰の筋肉が痛むことがあります。
上記の様な疲れを溜めないためにも、無理のない範囲で下記の内容を実践してみてください。
・お正月は「ダラダラ」過ごすのではなく、いつもの休日のように「ゆっくり」過ごす
*いつもの時間に起きて、いつもの時間に寝ることで、正月が明けても体内リズムを崩すことなく過ごすことが出来ます
・30分~1時間ごとに1回は体勢を変えたり、動いてみたりしましょう。
*同じ姿勢が続くとその姿勢で身体が固まり、動かしづらくなります
・車でお出掛けの場合は、こまめにサービスエリアに立ち寄るなどして、長時間の同じ姿勢を避けるようにしましょう。新幹線での移動は、安全を確保した上で、車内を少し歩いてみましょう
・痛みやしびれには寒さも影響するので、寒さ対策もお忘れないようにしましょう
*まずは朝一に白湯を飲んで内臓を温めてあげましょう
・気持ちいい程度の範囲でストレッチを行うのも効果的です
・腹八分目を意識しましょう
・糖質から食べると太りやすいので、野菜から食べましょう
*野菜を食べきってから食べるとさらに良いです
・食べすぎたり、飲みすぎてしまった場合、翌日の朝を抜いたり、消化の良い物をお腹にいれましょう
寝る姿勢も軽くご紹介しておきます。
《最も安静な姿勢》
横向きの場合:左右で症状の「強い側」を上にして寝る
仰向けの場合:膝の下にタオル等を入れて寝る
*すべてが上記に当てはまるわけではありません。日頃から、ご自身の一番楽な姿勢を探しておくことが重要です。
ゆるみきった毎日で一度生活習慣が乱れると、仕事が始まってからも気だるさが続き、体調を戻すのにかなりの時間が必要になってしまいます。しかも、正月は1年でも最も寒い季節。一度調子を崩した体を立て直し、再びアクティブな状態に戻していくのは大変です。お正月は基本的な生活習慣を守る事とご自身のセルフケアが大切になってきます。年明けにはスッキリした体と心で仕事に向かいたいですね。
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