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「いい汗」と「悪い汗」
2021-06-27健康情報
ぐずついたお天気が続き梅雨明け待ち遠しいですね。私は夏が大の苦手なんですが、その理由が「大の汗っかき」だからです。
毎夏、汗と格闘しています。ホントに邪魔でウザいです。汗なんて要らないです。ですが身体の機能調節には無くてはならない汗、上手く付き合っていかなければなりません。汗の種類として例えて言えば「よい汗」と「悪い汗」があります。
エアコン漬けの生活や運動不足などで現代人は殆ど汗をかかなくなりました。その結果、「悪い汗」をかきやすくなったそうです。その原因には汗腺の働きにもあるようです。
汗腺とは文字通り汗を出す線です、体中の血管の近くにあり血液から出来た汗を体外に排出しています。
因みによく雑学で、「涙は血液で出来ている」なんてありますが、涙が赤くないのは血液のなかで血球が取り除かれ血漿という成分になった状態です。赤いヘモグロビンが含まれていないため透明な色をしているのです。汗も同じです。では「いい汗」と「悪い汗」は何が違うのか。血液から造られた汗にはカリウム、マグネシウムなどのミネラルも含みます。
汗腺には濾過機能があり、ミネラルは身体に必要な成分なので濾過されたミネラルは再び血管へと吸収されます。こうして出来た汗はサラサラしてます。これが「いい汗」です。汗腺の濾過機能が衰えると濾過されなかったミネラルに雑菌が付着してニオイのある濃度の濃いベタついた「悪い汗」になります。
汗はかけばかくほど汗腺は活発になりニオイのしない「いい汗」に、かかなければかかないほど、ベッタリとしてニオイのある「悪い汗」になるのです。
次のリストで、汗腺の衰え具合がわかります。チェックしてみましょう。
○車や電車での移動が多く、あまり歩く習慣がない
○普段、運動はあまりしない
○夏場はエアコンの効いた室内にいることが多い
○入浴時は、熱めのお風呂に全身浸かるのが好きだ
○夏場、入浴後はエアコンで体を冷やす
○汗がベッタリしていて、におうことがある
○汗がしょっぱい
○冷え性である
チェックが多い人ほど汗腺が衰え、「悪い汗」になっているおそれが。以下の点に注意し、汗腺を鍛えて「いい汗」をかけるようになりましょう。
だからといって常に汗だくなのは嫌ですよね。イザという時、緊急に汗を抑えたければリンパ節を冷やすのが一番です。アイスノン(凍らせて携帯出来るやつが便利)や冷たいペットボトルを「首の後ろ」「左鎖骨下」「脇」「太ももの付け根」「ひざ裏」に当てるだけ。体内を駆け巡るリンパ液や血液が冷やされ、体温上昇が治まります。
とどめに今回は制汗を促すツボをご紹介します。
『合谷(ごうこく)』……万能のツボであり、押すとたくさんの効果があります。人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指よりにあるくぼみにあります。
『陰郄(いんげき)』……手のひらを上側にし、小指側の手首の付け根からひじの方向におよそ1.5cmの箇所。
『後谿(こけい)』……手を握り、グーの形を作った時に飛び出る小指の付け根あたりの部分。
今年の夏は"ダブル高気圧"で暑さのピークは7月下旬と8月下旬の2回あり、猛暑日が続くおそれがあるみたいです。上手く汗と付き合っていきたいものです。
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