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揉みほぐされると寒くなる?
2025-04-03スタッフブログ
山口 YAMAGUCHI
桜も咲いたというのに、ふいに寒いが来たりとまだまだ上着が手放せません。
今回は冷えと揉みほぐしの関係について。
そもそも、なぜ筋肉が硬く強張ると身体が冷えるのでしょうか。
一般的に、大人の血管の長さはおよそ9万kmと言われ、血流は心臓から大動脈へ、その後動脈や毛細血管、静脈を通り最後に大静脈から心臓へと到着します。この血液循環の流れにより、体温も一定の温度が維持されます。
血流を運ぶ上で大きな役割を果たす動脈と静脈。
動脈は、ポンプとなる心臓からの血液の圧力によって、拡張や収縮を繰り返すことで血液循環を促進します。
対して静脈は、自力で血液を運ぶ力が弱いため、ふくらはぎの筋肉を動かすことによってポンプのように血液を回しています。
そのため、長時間にわたる同じ姿勢等で運動が不足することにより、筋肉が硬くなってポンプ作用が弱まり、血行不良を引き起こします。
こういった身体の強張りを軽減するためにも、もみほぐしは有効です。
慢性的な冷え性の原因は不動姿勢だけではなく、自律神経の乱れも影響します。
手足の冷え性は、血行が悪くなってしまうことで、末端部分の皮膚まで血流が届かないことから生じます。
血管の伸縮は自律神経の交感神経が支配しており、寒い時には体温を低下させないために血管が縮み、暑い時には体表から熱を発散できるように血管を拡張する機能があります。
なんらかの原因によって血管が縮こまったままになると、血管や筋肉の柔軟性も低くなることで血流が悪くなってしまいます。
これらの原因の改善として、揉みほぐしを受けることによって筋肉も柔軟性をとり戻し、身体が温まる効果が期待できますが、血行が促進され、老廃物が排出される過程で、一時的に寒気を感じることがあります。
これは「好転反応」と呼ばれ、体が回復に向かうサインと考えられています。
好転反応には個人差があり、疲労が溜まっている人ほど出やすい傾向があります。
寒気の他にも、倦怠感、眠気、発熱などを伴う場合がありますので、施術を受けた後は体を温かい服装で覆ったり、温かい飲み物を飲んだりして、体を冷やさないようにしましょう。
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