Blogスタッフブログ
猫の舌 人の舌
2024-11-25スタッフブログ
池田 IKEDA
皆さんは猫の舌をチェックしたことがありますか?
毛づくろいや水を飲む時など、猫はほかの動物以上に舌を使って生活しています。そして猫の健康な舌は、「色・トゲ・形」の3つで分かるのです。以下でそのポイントを見ていきましょう
①色
肉球や耳の内側よりやや濃い目のサーモンピンク。
②トゲ
舌の中心に集中し、根元に向かって一方向に生えています。
③形
輪郭はUの字で、下の中心~奥に向かって厚くなります。
その一方で、異変がある舌には以下のような様子が見られます。
①普段と色が違う
②腫れやただれがある
③輪郭が滑らかでない
舌に異変があるときは、痛みや違和感が伴っている場合が多いです。そのため、異変があると猫はしきりに口元を気にして顔を洗ったり、食事がうまくできなくなったりすることがあります。
愛猫の舌の状態は、普段から飼い主さんがぜひともチェックしていただきたいです。
一方人間の舌ですが、東洋医学ではその人の舌の状態を見て健康状態を診る「舌診(ぜっしん)」という診断法があります。舌にその人との健康状態が現れるため、舌の状態を正しく観察できると健康のバロメーターにもなります。今回は「舌診」ついてご紹介していきます。
日頃の健康管理にもなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
「舌診」とは?
舌の状態を診てその人の健康状態を診断する方法です。舌は粘膜組織のため、血液の色や血流の状態が分かりやすい部位です。また新陳代謝が活発な部位のため、体調や体質などが下の色や形に反映されやすいのです。次の5つのチェックポイントを参考にして自分の舌の状態をチェックしてみましょう。
①色
血流の状態や温度が分かります。白っぽいほど栄養不足や冷えている状態。
②大きさ、形
水分量の状態。身体のむくみや乾燥状態が現れます。
③舌苔(ぜったい)=舌の表面に付着している苔のこと
舌苔の色や厚さをみます。
④舌の裏の血管
舌の裏にある静脈の状態をみます。
⑤舌の動き
舌の筋肉を動かす動作は自律神経の影響を受けます。リラックスした状態で「あかんべー」をしてみて、舌がまっすぐ出せるか確認しましょう。
舌診を行う際の注意点としては、できるだけ同じ環境や時間帯がおすすめです。部屋の照明や観察する角度などによって見え方が異なる可能性があります。また食後は飲食物の影響を受けて舌が着色しますので、食後の時間帯は避けることをおすすめします。
日々の習慣に取り入れることで自分自身の体調管理にも目を向けてみましょう。
ご予約はオンライン予約が簡単便利です!
各種クレジットカード・交通系IC・PayPayも使えます!
https://online.peakmanager.com/m5u6n9/home
X (旧Twitter)もやってます!
https://twitter.com/luxas_gotanda
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません