では、お体をほぐすってどういうことなのでしょう？
私たちの体の細胞は、６０兆個もありますが、そのうち２０兆個が赤血球。赤血球は、生きていくうえで欠かせない酸素を運ぶ役目をし、その酸素は、全身にくまなく行き渡らせなければなりません。
肩や首が凝るのは、筋肉の緊張が続いて固まってしまった筋肉が血管壁を押しつぶし、血行が悪くなっているからです。
股関節が働かなくなっても筋ポンプ作用が低下し、腰痛やむくみなどの不調を引き起こします。
なので、身体にとって血液状態をよくすることがとっても大事。
施術は、他動的に筋ポンプ作用（赤血球の酸素の運搬を促す）を施すということ。外側からの筋ポンプです。
さらに、施術はリラックス効果をもたらし、副交感神経が優位になって消化液の分泌や消化管の蠕動運動をも促します。
そのため整体の施術は、骨格の歪みを整えたり筋肉のコリをほぐしたりするだけでなく内臓にもとても良いのです。