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猫のしっぽ 人のしっぽ
2023-08-24スタッフブログ
池田 IKEDA
猫のしっぽは尾椎という短い骨がいくつも連なり、周りは筋肉で覆われていて、しっぽの先端まで神経が通っています。そのため、前後左右にしなやかにくねらせたり、先端だけぴくぴくと振るわせたりと自由に動かす事が出来ます。猫のしっぽの大きな役割は、バランスを取ることと、感情を表現してコミュニケーションを図ることです。
猫はしっぽを使ってバランスを取っています。バランスを崩しそうな時には、しっぽを素早く振ることにより骨盤の位置を調整します。こうすることで不安定な場所でもバランスを崩すことなく、素早い移動が可能になっています。
また、猫は身体を温める時にもしっぽを使います。猫は寒さが苦手です。寒い時には体を丸め、マフラーのようにしっぽを使うことで寒さを和らげています。
一方人にはしっぽはありませんが、尾骨という骨があります。尾骨の役割と聞いて、具体的に説明できますか?尾骨は仙骨の下端につき、ヒトが四足歩行をしていた時にしっぽがあったことを証明する名残りです。
私たち人間は、上に挙げた猫のしっぽの機能を別の方法で克服しています。進化の過程で、人間にはしっぽが必要なくなり尾骨が残ったのではないか、と言われています。
また、人間が二足歩行をする上で邪魔になるため、しっぽを失った、という説もあります。尾骨の最大の特徴は、その数が一定しないことです。成人では癒合が起こる可能性が高く、一部癒合して3~5個になります。
尾骨は小さな骨ですが、この骨の周辺に異常があると強い痛みが発生します。原因は複数ありますが、大きな原因のひとつが筋肉のコリによるものです。同じ姿勢で机に向かっていたり、長時間の立ち仕事等で筋肉が凝り疲労が蓄積します。これが尾骨に大きな負荷を与え、痛みとなって現れます。この筋肉の凝りは、ストレスも大きく関係します。ストレスを抱え込んだ状態の身体は、無意識に力が入っています。それが筋肉の緊張を招くのです。
尾骨の痛みを防ぐためには正しい姿勢を保つことと筋肉を柔らかく保つことが非常に重要です。ストレッチや体操で筋肉をほぐしたり、適度な運動を続けることは尾骨の痛みを防ぐのにとても有効です。
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