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股関節の運動で質の高い睡眠を
2023-04-24スタッフブログ
池田 IKEDA
猫は平均して一日16~17時間程度の睡眠時間を必要とします。成猫は14時間程度眠りますが、生後5ヶ月未満の子猫や高齢期の猫は20時間寝ることもあります。
年齢を重ねると睡眠時間が増えていきます。子猫と同じくらい眠るようになり、20時間以上寝る老猫もいます。高齢になり体力が落ちていくと、活動量を晴らしてエネルギーを節約するためにウトウトしている時間や睡眠時間が長くなります。また、聴力が衰えて物音に気付きにくくなるため、長く寝続けられるという説もあります。
そして人間は眠いのに寝付けなかったり、朝の目覚めが悪いなど、睡眠の悩みは尽きることはありません。
そんな時は「股関節ストレッチ」を。
スムーズな入眠のためには、一度身体の体温を上げて睡眠に向けて身体の深部の体温を下げていくことが大切です。そこで効果的なのが身体の中心部である股関節周りを動かす運動です。股関節をほぐすと緊張もほぐれるので、心身ともにリラックスして深い眠りにつくことができ、ベッドで仰向けのまま行うので、身体が硬くても無理なく股関節をほぐすことができます。
①仰向けになり、両足を大きく広げてそのまま両膝を曲げ、脇に近づけます。
②膝を両手で押さえ、身体をゆらゆら揺らします。
③両手で膝をつかみ、股関節から足をグルグル回してほぐします。
④膝を閉じ両手で抱えて、体をゆらゆら揺らします。最後に手を離し大の字になってリラックスしましょう。
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