『酢』の起源は調味料として最も古く、紀元前5000年頃の古代バビロニアの記録には干しブドウやナツメヤシを利用して造っていたと言う記述もあるようです。この『酢』も前回の【味噌】同様、発酵食品です。
造り方は【酢酸発酵】・・・これは出来上がったお酒に「お酢」を混ぜ合わせて加温し、そこに「酢酸菌」を加えてアルコール成分を酢酸へチェンジさせることで出来上がります。
ですから『酢』には酢酸やクエン酸をはじめアミノ酸などの有機酸が豊富に含まれており、この成分が疲労回復や生活習慣病の予防に効果的で、また、美容にも良いとされます。それに血流の改善、骨粗鬆症予防、食欲増進効果も期待されています。

ここで一つ・・・腸の環境維持に欠かせない食物繊維として（前回ご紹介しました『味噌』の素）大豆を使用し【酢大豆】を作ってみましょう。
材料は炒った大豆と『酢』。作り方は至ってカンタン！炒った大豆を『酢』に漬けるこれだけです。是非、箸休めやおつまみに加えて腸を助けてあげてください。
これからだんだん気温も上がり、じめじめした時期がやってきます。冷たいものも欲しくなります。そんな時、炭酸で割ったビネガー、キュウリや大根の酢和えなど『酢』でスッキリRelax Time をチョイスするのはいかがでしょうか＾＾