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疲労回復には睡眠が鍵!体内時計を整え質の高い睡眠を得る方法
2024-09-26スタッフブログ
内田 UCHIDA
中秋の名月も過ぎ気が付けば今年も残すところ3ヶ月と相成ります。急に涼しくなってまいりました。秋の夜長のこの時期を皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は疲労回復に大事な【睡眠】についてお話ししてみようと思います。まず睡眠とは何か?と言いますと睡眠は「睡眠欲求」と「覚醒力」との二つのシステムによって成り立っています。人は覚醒中、活動を続けていると脳に疲労(熱)が溜まっていきます。その脳に溜まった疲労(熱)を冷やすために睡眠欲求が起こり眠くなります。そして眠ることで睡眠欲求が減少し覚醒します。
その【睡眠】と【覚醒】のリズムを作っているものが体内時計と言われる概日リズムです。『概日リズム』は目の奥に位置する中枢時計「視交叉上核」が光を感知することで調整されます。起床後2時間くらいの間に30分程度、自然光や高照度の青白い人工光を目から取り入れることで概日リズムは前進します。( 勿論、太陽は直接見ないでください)つまり、早く眠ることができるからだになれる訳です。一方、寝る数時間前から、青白い人工光を目に浴びると、眠気を後退させてしまいます。すなわち、横になってもなかなか眠れないからだになってしまうのです。概日リズムを安定させるためのキーワード⓵は『光』です。それから・・・
概日リズムと連動して動いているリズムで、②疲れたら眠るリズム=ホメオスタシス。これは日中を通していかに【覚醒】している時間を維持できるか?言い換えると、いかに昼寝をせず、夜に向けて、からだの睡眠欲求( 睡眠圧)を高めていけるかどうか?にかかっています。それから体温が下がったら眠るリズム。これは深部体温(=脳の温度)が下がることで眠りに誘います。赤ちゃんの手足が温かいと眠いサインであることが知られていますがまさにその通りで、深部体温の放熱は手足から行われます。だから、手足が温かいことは深部体温の低下を意味します。そこから眠るリズムのキーワード③「頭寒足熱」がでてきます。
さて睡眠に必要なキーワード⓵②③が出そろいました。まずは『体内時計』を規則正しく!そして『ホメオスタシス』(疲れたら眠る)ために適度な運動をそして③深部体温を下げるために入浴は睡眠1時間前までを心掛け、夜間照明をお日さまの白く輝く色ではなく、黄色やオレンジ色などの少し暗めの色する。お体の負担が積み重なる前にぜひ!よい【睡眠療法】をお試し下さい。夏バテなど重怠さや倦怠感の出易い季節です。お疲れを溜め込まずに日々のメンテナンスを心がけましょう!是非、ご来店お待ちしております。
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