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楽々通信vol.96 筋肉が完全にほぐれたらどうなる?
2024-06-20スタッフブログ
有馬 ARIMA
※今回の内容は「辛さを楽にしたいけどなかなか楽にならない方向け」です。
繰り返してしまう辛さの解決のきっかけの一助になれれば幸いです。
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辛い首肩の凝り、腰の慢性的な痛み。
痛みや辛さがあると『○○筋が硬くなって使えていないせい!だからしっかりほぐす!』と、どうしても特定の筋肉を“悪者”に認定してやっつけてしまおうとしてしまいがちですが、仮にそれらの筋肉が完全にほぐれきったらどうなるでしょう?
正解は『身体を起こすことすら出来なくなる』です。
立つ・座るはもちろんパソコンやスマホを見る為に頭を上げておくわずかな動作でさえ、筋肉の収縮がなければ思った通りの動きをすることは叶いません。
逆にいえば『収縮してくれてるから生活できる』のです。
「過緊張が問題なんだからある程度弛緩させる必要はあるだろ」
はい、ではなぜ特定の部位が過緊張するのでしょうか?
次に過緊張の“前提”について考えてみましょう。
身体にはたくさんの筋肉、骨があります。そして運動はもちろん仕事や家事、娯楽含め、すべての身体活動を実行する為に協力し合って機能してくれています。これを“連動性”といいます。
一つの筋肉・一つの骨が“選手”だとしたら、連動性は“チーム”といえるでしょう。
筋肉や骨が協力して効率よく連動している時は、『どこか特定の部位だけに負担が集中する』ということはありません。
特定の部位だけが痛む・辛くなるということは、『他の筋肉たちや骨たちの協力を得られず、孤軍奮闘・業務集中過多によって悲鳴を上げている状態』であり、それこそが“過緊張”であるといえます。
(簡単にいえば『周りのみんながサボってるのに、自分だけが仕事押し付けられて泣いちゃう!』みたいな感じですね!)
そんな頑張り屋さんを悪者扱いして、強い力でギュウギュウ押し潰す強い刺激感によってそれが和らぐか。もちろん短期的には紛れますが、施術を終え日常に戻ってからそれが辛さの長期的な解決に繋がるかどうかには(わたくし個人的には)疑問が残ります。
むしろ、それさえも弛緩してしまったら何がその身体活動を支えてくれるんでしょうか?
パソコンに頭を向けて支えているために踏ん張ってくれている筋肉が弛緩し切ったら、どうやって頭を持ち上げておけるのでしょうか?
そうです、もうお分かりになられたと思いますが、『サボって眠っている他の筋肉たち・骨たちも味方につけてあげて、その負担をチームで分かち合う』ことでやっと❝辛い凝り感❞が緩和されるのです。
頑張り屋さんの特定の筋肉だけに標的を絞って叱咤激励し続けるだけが解決ではありません。
サボってる周りに呼びかけて助け合いできる環境を整えてあげることが体には必要なのです。
そして最も重要な事は、その“チーム=連動性”はたった1人の命令以外は絶対にききいれない、ということです。
その“チーム”に命令できるのは我々施術者でもなければ、あなたの上司でも偉人でもなく、他でもないあなた自身だけなのです。
我々施術者はその具体的な方法をお伝えすることやお教えすることはできますが、あなたの身体に命令することはできないのです。
あなたのお辛さを改善するために我々は全力を尽くしますが、そのためにはあなた自身も『自分でどうにかする』という気持ちも併せもっていただくことが必要不可欠なのです。そうして我々施術者とあなたが“チーム”になれることで、やっと❝日常での負担を減らしていく❞ことができ、長期的に改善していくことが出来るようになるのではないかと思います。
ということで!
施術時に、どうぞ我々に遠慮なさらず是非ご相談ください!
その辛さを一緒に解消してくために全力でサポートします!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!(^^)
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