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楽々通信vol.93 『 “人” を 飲 む 。 』:緊張緩和〜パート2〜
2024-03-05スタッフブログ
有馬 ARIMA
皆さんは学生時代、夏休みや冬休みに『計画的に宿題』やっておられましたか?
私は毎年最終日に半泣きになりながら夜遅くまでやってました。時間が経つにつれて高まる緊張感と焦燥感が大嫌いでした。。
そして大人になって、今月もブログ記事の作成がいつのまにか期日ギリギリに……。緊張・焦燥しながら書き上げていますが、同時に脳裏には『確定申告もしなきゃ……。』と別の緊張感も差し迫ってまいりました。。
さぁ、そんな年度末の『緊張が高まる』なかやってまいります!
前回の続きです!
今回も前回同様に「健康情報あるあるワード(自律神経、呼吸、プラシーボなど)」を『禁止ワード』として、解説をしていきます!! ぜひ前回記事とあわせてご覧ください◎
前回記事
https://www.toho-massage.com/salon/gotanda-east/blog_detail.php?id=4209
緊張した時に『“人”と描いて飲む』、今回は“飲む”に着目して考察していきます!
さて“飲む”とは「息を飲む=息を吸う」とも捉えることもできますが、今回は『食べ物や飲み物を飲み込む=嚥下(えんげ)』として考えてみます。
当然のことながら、“人”という字を描いて飲むとはいいますが、実際には固形物もなければインクなどの文字としての実体すらないので、『空気を嚥下している』ということになります。
「は?空気なんだったら肺にいくだろ。」と思いましたね。ところがどっこい。
確かに、『息を吸う場合、空気は気道を通って肺へ』、そして『食べ物や飲み物は、食道を通って胃へ』と移動していきます。
しかし空気は気道を通れば肺に行くのが当然の道順ですが、実は空気も胃に通すことができるのです。例えば、食べ物や飲み物を飲み込むと一緒に空気も飲み込まれます。溜まった空気が放出される現象が“ゲップ”です。(さらに“おなら”も、実は腸内で発生したガスだけではなく、ゲップと同様に胃に溜まった空気が腸まで進み最終的におならとして出てくるわけですね。)
ということで“人”という字を飲み込んでいるのは、食べ物・飲み物と同様に文字通り空気だけを胃に向かって『飲む』わけですが、それが何故緊張緩和につながるのでしょうか?
本来“緊張”とは、生存本能として『“戦う”か“逃げるか”そのどちらにも対応する為の身体の反応』であるので、そんな極限の状態で、呑気に食ったり飲んだりしている場合じゃないですよね。
そうなんです、『食べられる・飲める』という状態は本来『危険が差し迫っていない安心した状況だから行えること』なのです。
そして逆説的に『食べられる・飲める状況=自分は安心していい状況だから、緊張を解いても良い状態だ』と緊張緩和を促せるということでもあります。
(心理学的なテクニックにおいては、他人と食事を共にすることで相手の警戒心を緩和させるということもよく紹介されていますね)
つまり“人”という字(空気)により、「飲食としての嚥下を擬似的に行う」ことによって生じる安心感によって、緊張感を軽減させる働きがあるといえます。
更に前回もお話ししましたが、『嚥下も“運動”と“感覚”に分けられる』ということです。
『飲み込むという“動作(=運動)”』そして『食べ物・飲み物が口から食道へと移動していく“感覚”』。
【“飲む”ことで身体の内側の機能点検にもなっている】ということですね。
前回内容を含めこれらを総じると【緊張したときには身体内外の運動機能・感覚機能の動作点検をすることでそれらが正常に働くことを確認することが生存本能としての安心に繋がる】。また、【嚥下を生じさせる事で身体に安心できる状態だと認識させる】ということになります。
ちなみに、何故“人”の字かというと、『相手や雰囲気に自分が飲まれてしまう前に、自分が先に“人”をのんでやろう!』という意味が込められているのだそうです。おまじないは信じる心が効果を高めてくれます!
ちなみにちなみに、手のひらのまん中を痛気持ちいいくらいの力加減で押すとリラックスのツボも刺激できて一石二鳥です!そうすることで『緊張を司る交感神経優位の自律神経をリラックスを司る副交感神経優位へ切り替える』ということになります!!
それらを踏まえたうえで深呼吸して心を落ち着けながら、“人”の字を手のひらに描いて飲めばきっとプラシーボ効果も爆上がりで緊張もどこかにぶっとんで行くことでしょう!!!
さぁ、是非お試しあれ!!!!
…………あ˝っ!!!
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