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楽々通信vol.92 『 “人” を 飲 む 。 』:緊張緩和
2024-02-01スタッフブログ
有馬 ARIMA
皆さまは寝ている時に『学生時代に戻っている夢』って見る事ありますでしょうか?
しかもなぜか“緊張する場面”だったり“焦る場面”が夢に出てきたりしますよね。
私は先日就寝中、「校内合唱コンクールの舞台袖で自分たちの出番待ちをしている」という夢をみました。笑
緊張で手足の血の気が引いていき、息が浅くなって、奥歯が小刻みに震えていき……「……はっ!」と目が醒めました。夢の中の出来事なのに、起きたら実際に身体も緊張している状態だったのです。
寝ぼけながらもそこでふとこんなこと思い出しました。『緊張した時は手のひらに“人”という字を3回描いて飲み込め。』
『……あれ、なんの意味あるんかな?』
さぁ、考え出したらいよいよ眠れなくなりました。
ということで前置き長くなってしまいましたが、今回は『“人”という字を描いて飲むのはどういう仕組みか』を考察していきます!!
「はいはい、プラシーボ効果ね」「ただのオマジナイでしょ」「労宮とかいうツボの話しね」「呼吸がどうとかもういいって」「どーせまたオトクイの自律神経の話しやろ」
と、思いますやろ?
とはいえ、こんなブログをわざわざ読んでくださるあなた方はそもそも結っっっ構な健康マニアだと思うので、今さらそんな話し聴いてもツマランでしょう。(※とっても良い意味で!いつもありがとうございます!!)
ということで今回はこれらの上記ワードの使用を禁止して、別の観点から切り込んでいきます!
さて、この行動を『 ①“手のひらに” ②“描いて” ③“飲む”』という『それぞれの現象』に分けて考え、それらが『相乗的にもたらす結果がこうなんではないか?』ということを解説していきます!
『 ①“手のひらに” ②“描いて” ③“飲む”』これらをそれぞれ人間の体の仕組みに置き換えて考えると『 ①“手のひらに”=知覚(※感覚のこと) ②“描いて”=運動 ③“飲む”=嚥下』ということになります。
どういうことかというと、手のひらに“人”の字を書くにあたって、『描く側の手』『描かれる側の手』に分かれます。その時ほとんど全ての人が『利き手が描く側』、『非利き手が描かれる側』になると思います。
つまり利き手は字を描くために『動かしている=身体に動けと脳が命令を“出力”している』というという状態です。
対して非利き手は描かれていることを『感じている=手のひらが触られているという情報を脳に“入力”している』ということになります。
こうすることで『運動命令の出力』と『知覚情報の入力』が同時に成立し、結果として【自身の身体感覚を総合的に把握する】ことの一助となっていることが考えられます。(もちろん細かく言えば、「非利き手」も手のひらを上に向けるという運動を行っていますし、「利き手」も指先が触れているという情報入力もされています。相互に作用していますね。)
本来“緊張”とは、生存本能として『“戦う”か“逃げる”そのどちらにも対応する為の身体の反応』であると言われています。その瀬戸際において【自分の身体が“思った通りに動けるか”】【自分の身体に痛みを含めた“不具合は生じていないか”】ということを【他でもない自分自身が把握できている】ということは、生存の可能性を高める上で非常に重要な要素であると言えます。
そこで“人”という字を『手のひらに』『描く』ことでそれらが『正常に役割を果たしているかの点検ができる』わけですね。そして実行した上で「異常なし!」ということがわかれば一つ安心する。という仕組みが作用して、結果として緊張緩和につながるのではないかと思います。
とはいえトワイエ、現代日本においては生命を脅かされる程の緊張を感じることは日常茶飯事ということはありません(治安に感謝です、昨今物騒なニュースもありますが…。)
ではなぜ描いた字を『飲む』のか。
捉えようによっては「息を飲む」、つまり「息を吸う=呼吸する」ということとも捉えられますが、ここでは『食べ物や飲み物を飲み込む“嚥下”』として捉えて考えてみます。
え?あ、「呼吸」て禁止ワード言っちゃった。。
さて、ということで禁止ワード使用につき、今回はこれで終了です(笑)
『緊張』と『飲む』ことにどんな関係があるのでしょう?
続きは次回お送り致します!
心身ともに緊張が抜けない方、まずは施術を受けて『感じる=知覚の入力』から始めてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます♪
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