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楽々通信vol.89 知ってたら結構マニアック!?「鳥肌」の正式名称とその働き!
2023-11-02スタッフブログ
有馬 ARIMA
日に日に夜の気温の肌寒さが際立ってきましたね!
さて、寒い時に現れやすい「鳥肌」、地域によっては「寒いぼ」と呼ばれたりもします。よく観察すると、皮膚の表面がぼつぼつして、毛が逆立っている様子がみてとれますよね。実はこの「鳥肌」、ある筋肉によって引き起こされている現象なのです!
その筋肉の名前は『立毛筋(りつもうきん)』!!毛を立たせる筋!!!
すごい!そのまんまのネーミング!!笑\(^O^)/
この立毛筋、筋肉ではありますが、意識によって動かすことはできず、自律神経によって動かされる筋肉なのです。寒さを感じた時に「体温を保持する」ために、毛が逆立つことで、皮膚表面の空気をキャッチして熱が逃げるのを防ぐ働きがあるとされています。そして同時に皮膚の細かい血管(毛細血管)も収縮して血流を制限することで体温が逃げるのを防いでいるというわけです。
ところで余談ですが、「鳥肌」は寒さ以外でも立つことがありますね。
恐怖を感じた時に「身の毛もよだつ」「ぞっとする」という表現があります。たとえば猫も威嚇する時に毛を逆立てますが、これは敵に対して身体を大きく見せるという作用があるそうです。これもやはり立毛筋の働きなのですが、人間が恐怖を感じた時に鳥肌が立つ、というのは哺乳類としての名残かもしれませんね。
では「感動した時」に立つ鳥肌はどういう意味があるのでしょうか?実はこの現象はまだ完全には解明されてはいないそうです。
例えばコンサートの生演奏やライブ会場などでとても良い音楽を聴いた時に「感動して鳥肌が立った!」という経験のある方もいらっしゃると思います(自分で経験していなくても、誰かがそう言ってるのを耳にしたことはあるのではないでしょうか)。これは単なる仮説に過ぎませんが、立毛筋が収縮し空気の層をキャッチする働きがあるように、「音」という「空気の振動」を毛でキャッチしようとしているのではないか。つまり素晴らしい音楽を、耳だけでなく全身の毛で音を聴くという働きなのではないかということです!(※真面目に!笑)
現に、聴覚は耳だけのものではありません。骨に音の振動が伝わっていく骨伝導というものもあれば、身体の奥の感覚(深部感覚といいます)が、音という空気の振動を、身体の奥に伝わってくる「振動」として感じ取る現象は存在します。カンタンに言えば、和太鼓の生演奏で「腹に響く」、ライブ会場で「重低音が身体の奥に響く」という感じですね。
「感動」を味わえるその瞬間を、その空気を、場所を、時間さえも一切を逃さずありのままを存分に全身で掴み取りたい、その為の働きの一旦として立毛筋の収縮による空気層の把持が生じているのではないか。そんな役割が立毛筋にはあるのではないかと私は思うのです!
凄いですねぇ、立毛筋!
(…………あれ、話しの着地がわからなくなってきました)
だいぶ脱線してしまいましたが、とにかく!
立毛筋が「収縮する」、毛細血管が「収縮する」、こういった働きは自律神経の中でも緊張に関与する交感神経の働きによるものなのです。ということで、鳥肌が立つような寒い時期はしっかりからだをほぐしてリラックスしましょ〜!というお話しでした!!(着地大成功~!)
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