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暦についてあれこれ
2022-01-11スタッフブログ
生田 IKUTA
皆さん明けましておめでとうございます。生田です。
今回は年明けと言う事で暦について(なんで?)お話します。
今の暦は太陽暦で地球が太陽の周りを1回転して1年とします。これは明治6年から始まりそれまでは太陰暦を使用していました。太陰暦は月の満ち欠けによって(約30日)を「1ヶ月」とし、それを12回繰り返すことで12ヶ月すなわち「1年」としています。ですから月初めの1日は月は出てなく徐々に出てきて、3日目は三日月、15日で完全にでるので十五夜満月となり、また15日かけて消えていきます。しかしこの月の満ち欠け(平均朔望月=約29.530 589日)による12ヶ月は約354.3671日であり、太陽暦の1年(約365.2422日)とくらべて約11日ほど短いので、この太陰暦をこのまま使い続けると暦と実際の季節が大幅にズレてしまいます。このズレは11×3 = 33日つまり3年間で1ヶ月分ほどになります。そこで太陰暦ではこの太陰暦の12ヶ月に、約3年に一度、1か月を加え13ヶ月とし、季節とのずれをなるべく少なくする調整をする。この挿入された月を「閏月」といい、閏月の月名は、その前月の月名の前に「閏(うるう)」を置いて呼称します。例えば「四月」の次に挿入される閏月は「閏四月」と呼びます。太陰暦では閏月を挿入した年のことを閏年といいます。
次に、今の暦(太陽暦)でなぜ2月だけ日数がすくないのでしょうか?2番目の月で中途半端ですよね。最初に結論を書きますと、2月だけ28日しかないのも、閏(うるう)年に日数が変わるのも、どちらも古代ローマで使われていた暦において、現在の2月にあたる月が1年の終わりの月だったためです。だからone month、two month ではなくjanuary、februaryなんですね。
ユリウス・カエサルの時代にカエサルは暦を改革し、平年を365日、4年に一度の閏年を366日とする「ユリウス暦」を制定し、紀元前45年から使い始めました。ユリウス暦では年の始めはIanuariusと定められ、Februariusは「2番目の月」になりました。
ユリウス暦では日数が30日か31日になりました。しかし、Februariusは日数を増やされず、28日のままになりました。これは、Februariusには宗教的な意味合いの強い祭礼が多くあったため、混乱を避けるために日数の変更を避けたためと考えられています。こうして、それぞれの月の日数が現在と同じになりました。
いかがだったでしょうか?あーなんだそうだったのか!と言う感じですか?なんだそんなことくらい知ってるよ!って方ごめんなさい^^
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