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猫の水分 人の水分
2024-08-22スタッフブログ
池田 IKEDA
今年も残りあと1/3に差し掛かろうとしていますが、皆様暑い中いかがお過ごしでしょうか。まだまだ夏の本気を痛感せずにはいられない毎日ですが、これだけ暑い時期が続くとペットである猫の熱中症や水分不足による体調不良などが気になる方も多いのではないでしょうか? 僕はそれはもう気になり過ぎて夜も眠れなくなっちゃいます 。。。
水分補給は私たち人間と同じように動物にとっても大切なことです。猫が一日にどれだけの量の水を必要としているかというと、体重1kgあたり20~50ml程度です。猫の平均的な体重は5kg程度なので、だいたい100~250mlということになります。つまり、猫は1日にコップ半分から1杯程度の水分で十分に生きていけるということになります。
もともとは砂漠地帯に生息する動物である猫は、一般的にほとんど水を必要としません。水分の必要量が少ないのは強力な腎臓のおかげであり、必要な水分のほとんどを食事でまかなえるように体が適応しています。猫の体の中は人と同じく約60~70%の水分で占められています。水分が不足すると猫の体内の恒常性の維持が難しくなります。少量ながらも日頃から必要な量の水分を十分に取らせることが大切なのです。
一方の人ですが、私たち人間の体は成人で体重の約60~65%が水分で構成されています。成人が一日に排出する水分量は、およそ2.5Lです。水分補給の方法として、一気にたくさん飲むのではなく、1回でコップ1杯程度(150~200ml)の量の水を1日に6~8回飲み、1日の必要量約1.5Lを補給するというものが挙げられます。
朝起きた時、通勤で歩いた後、スポーツをする時、入浴後や就寝前などにこまめに水を飲めば水分不足に陥ることなく、また水の摂りすぎで体に負担を掛けることもなく、疲労回復や健康維持に役立てることができると考えられています。また、血液は体内のあらゆるところに酸素や栄養素を運ぶ役割を担っている上、老廃物や過剰な物質を体外に排出する働きも持っていますが、水分を必要量摂取することで、これらの働きが正常に保たれるのです。
さらに、水を飲むことで体温調節が適切に機能することも期待できます。水は蒸発する時に熱を奪う性質を持っており、汗をかいた時にこれが作用します。気温が高い時や運動をした時に汗をかくのはこのためで、この作用のおかげで体温の上昇が抑えられているのです。私たち人間の平熱は36~37度ですが、体温が1~2度上がるだけでも体調を崩してしまいます。こうした事態に陥らないためにも、しっかりと体内に水分を保持しておくことが非常に重要なのです。
生きていくために最低限、という意味ではもちろん水分補給は欠かせませんが、さらにその先「水分から健康を得るために」ということを意識して、気づいた時にこまめに水分補給をする習慣を身に付けましょう。
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