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楽々通信vol.82 身体の潜在的柔軟性を引き出す鍵
2023-05-19健康情報
有馬 ARIMA
こないだ鯖のみりん干しをフライパンで焦がした有馬でございます。
こげこげの魚や肉って苦いし硬いしでお魚さん動物さんごめんなさいって感じですよね。ただそのまま捨てるのはあまりにも申し訳ないので全部食べました。これが私のできる、贖罪です、 食材だけに。
はい、ところで焦げたお肉やお魚ってなんで硬くなってしまうんでしょうか?理由は大きく2つです。
1つは、『熱によって蛋白質が変性する』。
卵をお湯で茹でると茹で卵になるように、蛋白質は熱によって凝固していきます。
2つめは『水分量が低下する』から。
熱変性とも関わりがありますが、蛋白質中の水分が飛んでいってしまうのでより固形物に近い状態になっていきます。
さて身体の『柔軟性』において、『硬い』というのはどういう状態でしょうか?先ほどのこげた肉のように凝固している?水分が抜けているのでしょうか?そうではありませんよね!
たしかに、筋肉や関節が姿勢や労働(運動)内容によって実際に収縮したまま・伸張されたまま固定化されてしまい「硬くなる」ことは大きな問題であります(どうにかしたい“コリ”のことですね!)。
しかし食材としての肉の硬さとは決定的な違いがあります。それは『運動神経を持った生きた筋肉である』こと。単なる「肉の塊」として外側から揉んだり伸ばしたりするだけではなく、自分の意思である程度動かせるはずのものだからこそ、そこにも「柔らかくする」ための鍵が隠されているわけです。そこで大事になるのが「イメージ」です。「イメージ」は「運動神経」を通じて筋肉に指令を送っているのです。
イメージが柔軟性に与える影響を実際に比べてみましょう!
①自分の全身が石でできていることをイメージしてみましょう。大きな石が寄り集まって関節はアスファルトで隙間なくガッチリ固められている。そのイメージのまま前屈をしてみましょう。身体のどこに張りを感じるか、身体はどのくらい曲げられるかをよく観察してみてください。
②次に石のイメージを忘れて、全身が水で満たされた大きな袋であることイメージしてください。そのまま水が流れ落ちるように前屈をしてみましょう。
いかがでしょうか?イメージすることで身体の柔らかさに違いが出ることを感じていただけましたでしょうか。
「硬い」というイメージが強いと実際に運動神経を介して筋肉は「硬くなろうとしてしまいます」。そうするといくら外側からほぐしても、セルフケアやストレッチをしても意思に反して永遠に「硬いまま」になってしまうわけです。だってそうなるように脳から使令が出ちゃってるから。
もちろん断っておきますが、「硬さは気のせいだ!」という暴論を申したいわけではございません!(笑)
しかしどんなに硬いと思っていても先ほどの焦げた肉のように蛋白質が凝固しているわけでも、熱で水分が抜け出ているわけでもないことは事実です。
私たちの身体は皆さんがご存知のように成人ではだいたい6割超が水分です。筋肉が「固形」になっているわけではないということ。まずは「水で満たされていること」を認識してイメージしてみることが、「身体を柔らかくする」ことの第一歩となります。
「イメージ」によって「運動神経」を通って筋肉が弛緩しやすいという前提がある上では、セルフケアの効果は倍増、そして施術効果は爆増し、身体の潜在的な柔軟性が引き出されてきます!
そしてイメージしても柔軟性に変化が感じられなかった方、身体が辛すぎてそんな悠長なこと言ってられない!という方は今すぐにでも施術を受けにきてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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