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楽々通信 vol.73 その辛さ、もしかして"季節性うつ"かも?(体内リズムの重要性)
2022-10-02健康情報
有馬 ARIMA
皆さん、こんにちは。
最近、自宅の近くでほんのりと金木犀の香りがしてきました。
夜の秋風は『もう夏は終わったんだよ』と改めて告げるように肌寒さと哀愁を静かに穏やかに突きつけてくるようです……。
あぁ、なんでかわからないけどとっても寂しい、寂しすぎてポエム調になっちゃいました…(T_T) (笑)
さて、最近「なぜかわからないけど気分が浮かない」「悲しい気分になる」「やりたいことが何なのかわからなくなってしまった」「最近すっきり眠れなくてだるい」……と、いう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしかしたらそれは「季節性うつ」の始まりかもしれません。
秋や冬は夏に比べて日照時間(日の出でいる時間)が短くなります。そしてそれが「季節性うつ」の大きな要因だと考えられています。
〜日照時間が短くなる=体内リズム(脳内のホルモンバランス)に乱れが生じる〜
人間は本来であれば「日中は活動」し、「夜になれば自然と眠くなる」生き物です(※昼夜逆転の方も現代では珍しくありませんけれども!)。
太陽を浴びることで、「セロトニン」という喜びや幸せを感じさせ、かつ心身を活動モードにしてくれるホルモンが放出されます(別名「幸せホルモン」!)。
そしてだんだん夜になるにつれて、今度はそのセロトニンを材料に「メラトニン」という「眠気」や「眠りの質」などリラックスに関わるホルモンが作られます。
「セロトニン」と「メラトニン」がそれぞれバランスをとることで、安定した体内リズムが生み出され、心身ともに快調でいられるわけです。
しかし夏→秋→冬と季節が進むにつれて徐々に日は短くなり、「セロトニン」は減って幸福感を得られにくくなる上に、それを材料とする「メラトニン」も足りなくなることで眠りの質が悪くなっていってしまうのです。
そうしてバランスが崩れていく結果、いつも気分が沈んでしまう上に寝てもすっきりせず心身共に元気がなくなっていってしまう状態が「季節性うつ」といわれています。
〜太陽を浴びよう!〜
季節性うつの改善・予防のためには太陽を浴びてセロトニンの分泌を促すということが基本となってきます。
朝起きたらカーテンを開けて部屋を明るくする(視覚として太陽を認識する)、日の出ているうちにお買い物など用事を済ませる(日光を浴びる)など、太陽の明るさや温かさを感じることが大切です。日焼けが気になるのでしたら、窓辺で手のひらだけを日光に当てるという方法も有効です◎
また、多くの方が見逃してしまいがちなことがあります。
それは「自分の心身の状態に気づくこと」です。
元気は出ないし調子も悪いけどとにかくやらなければならない目の前の事を頑張ったり、これから先の事に頭をフル回転させていくうちに、「無意識に身体がずっと強張り続けてしまっている状態」に気付けていない場合がたくさんあります。不調を抱えながら思うように進めず、更にその不安から進み続けていくうちに「立ち止まって自分を労わる」ということを忘れてしまう方がとても多いです。
施術を受ける間の少しの間だけでも不安や焦りを一旦置いておいて、全身を優しく気持ちよくほぐすことで「こんなに疲れていたんだな」「こんなところまで疲れていたんだな」と気がつくことも、いつも頑張っているご自分を労わるきっかけになります。
そうして不調に気づきゆっくりのんびり休むことで、本来のあなたの持つ力をまた取り戻すことができるのです。
最近調子のよくない方、是非試してみてください。
ご来店お待ちしております♪
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