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膝の痛み(セルフケア)
2021-11-09健康情報
生田 IKUTA
皆さんこんにちは。
以前加齢による変形性膝関節症のお話をしましたが、今日はその膝のリハビリの話です。
膝関節は拳くらいしかありません。それを何十年も支えている事により骨と骨との間にある軟骨がすり減り痛みを伴います。
ここまでは皆さんも聞いた事があるかもしれません。それではその痛みを和らぐにはどうしたら良いでしょうか?
勘の良い方は気づいたかもしれません!?そうです!痛みの原因である体重を減らすか、体重を支えるだけの筋肉を付けるかのどちらかです。
私が以前働いていた整形外科で変形性膝関節症の患者さんは、大部分が恰幅の良い年配の女性(女性の方が筋力が弱い為)でした。
膝の筋肉と言えば図の大腿四頭筋がまずあげられます。膝のお皿の骨(膝蓋骨)も覆い、脚を伸ばす時に使います。膝が曲がり真っ直ぐ伸びないと、大腿四頭筋が完全に使われず筋力が落ちていくのです。
あともう一つ大切なのはは内転筋群です。膝の内側に負担がかかり、内側の軟骨が減ることにより脚がO脚になります。そうすると内転筋群の筋力が落ちてきます。これを正す為に図の様な内転筋群のリハビリを行います。
しかしながら、歳を取ってから筋肉を付けるのは大変です。勿論、筋肉を落とさないようにリハビリするのは必要ですが、やはり冒頭にあげた体重を落とす方が早いのではないでしょうか?体重を落とすことによって膝以外の生活習慣病などの病気の予防にもなるので一石二鳥かもしれませんね^^
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